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誰かの人生の、ほんの少し足しになれば。

第弐回

閑話休題もせず

話をブツ切るブログってどうなのか。

昨日の記事を見なおしてそう思った。

オチくらいはつけたいところだが

俺にそんなスキルは無いのだろう。

 

 

漫画やアニメのタイトルには魔法がかかっている。

・・・いきなり何を切りだすのだろう俺は。

突拍子も無さすぎる「入り」だ。

さて、

マンガやアニメのタイトルや表紙を見た瞬間、

きっとこの話はこういう話なのかな?と

頭の中に願望のようにストーリーやシーンが溢れだす経験は無いだろうか。

俺にはよくそういうことがあって、

実際その作品の中身を見て

ほんの少し「おもてたんとちゃう」と

ガッカリすることがある。

表紙やタイトルから想像されるキャラクターやストーリーのほうが

自分にはとても面白かったように思えて、

その作品になんとも自分勝手な減点をするのだ。

 

 

 

今たまたま読んでいた「魔法使いの嫁」なんかは

最近のそんな作品の代表である。

一巻の表紙を見た瞬間俺の頭の中に浮かんできた大まかなプロットの中では、

 

魔法使いのほうはもっとアダルトに紳士なカンジで

いくつもの通り名を擁する伝説級の強者なのに

嫁に対してだけたまに大人げない一面と

圧倒的な人生経験と知識から諭す大人な一面を併せ持ち

 

嫁の方は若さと未熟さ故のサバサバ感と

なぜか万人の目を惹きつける美しさを兼ね備えていながら

イマドキの萌えポイントをあざとくぶち込んでくる

 

そんなキャラクターのふたりが

圧倒的にファンタジーな世界観で

たまに悪者と戦いつつ

クールに、オサレに、

基本はひたすらイチャコラする漫画

というのを想像したというか

読みたかったというか・・・

マァ普通に現物も面白い漫画ではあるのだが。

いまだに俺の中ではこの想像上の「魔法使いの嫁」を

超えきれない部分があるという

変なジレンマを抱えながら読んでいる。

 

 

そしてその逆に

自分のそういったチンケな想像を

蹂躙していくものすごい作品に出会ったりもする。

これだからオタクはやめられないのだ。